ダイエットコラム

デスクワークは太りやすい?デスクワークが身体に及ぼす影響は?

立ち仕事や肉体労働で、休憩のため一時的に座ることは身体のために必要で、良いことです。一方、デスクワークでは仕事の間、長時間座っていることとなりますが、体に負担がかからず、肉体的な疲労はないと思われています。


しかし、長時間座ったままの姿勢というのは、身体に悪影響を与えているということが分かっています。


1.じっと座っていることで、筋肉の活動が少なくなり、エネルギーの燃焼も少なくなります。ということは、筋肉量が減少してしまい基礎代謝率も低くなります。そうなると色々な病気などへの抵抗力も弱くなる心配が出てきます。


2.3時間程度座っていると、動脈が収縮してインスリンが約50%減少し、グルコースも40%程度減少すると言われ、これは生活習慣病が主な原因となっている2型糖尿病の発症の恐れがあるということなんです。


血糖値が上がると太りやすくなり、体を動かすのがおっくになるなど、益々じっとしていることが多くなって、糖尿病が進行してしまうという悪循環を作りだします。


3.女性に多い悪影響として、長時間座ったままの姿勢ですごしていると、骨密度が大幅に低下しているということも報告されています。骨粗しょう症は年齢を重ねた女性に多い病気ですが、デスクワークを長年続けている女性は若くても骨密度が極端に低いということがわかっています。


4.心臓病のリスクが高くなる
体を動かすことで、血液や酸素をスムーズに心臓や脳に運ぶことができています。座っている時間が長いとその働きがにぶくなって血液がドロドロになって血栓ができる恐れがあります。エコノミークラス症候群になるのは、飛行機旅行だけとは限らないということです。


1日あたり6時間座ったままの姿勢で10年から20年の間続けると心臓病で死亡するリスクは64%も増加すると言われます。また、前立腺または乳がんのリスクが30%も増えるとも言われています。


デスクワークをして家に帰っても、座ってゲームやインターネットなどで過ごすという習慣のある方は、余暇の過ごし方を見直す必要がありますね。


デスクワークでも1時間おきくらいに体を捻ったり、曲げたりしてストレッチをするだけでも、こういったリスクを避けることができます。


デスクワークは太りやすい?


デスクワークをしている方の共通した悩みは、猫背や肩こり、目の疲れなどがありますが、特に女性は運動不足から太ってしまうという悩みを訴える方も多いようです。


デスクワークはどうしても同じ姿勢を長く続けるため、血行が悪くなって冷えやむくみも出やすくなります。正しい姿勢であっても長時間同じ姿勢をとっていると、部分的な血行不良となります。冷えやむくみはセルライトの原因にもなります。


血行不良は内臓にも影響し、腸がむくむと便秘の原因となって、太りやすい体質になってしまったり、お肌にも悪影響を与えます。


また、デスクワークで太りやすくなるのは、体を動かさないことによる消費カロリーの低下です。


一般的に、商品販売やコピーを取るなどの立ち仕事を1時間続けた場合の消費カロリーは100kcalと言われています。


一方、デスクワークを1時間続けた場合の消費カロリーは25kcalです。7時間勤務の場合、たった175kcalしか消費しません。それに対して、立ち仕事は700kcalも消費しますから、いかにデスクワークが運動不足になるかがわかります。


デスクワークでの座り方


デスクワークは太りやすい傾向にあります。そして長時間座っていることは、体にとって大きな負担になっているのです。腰痛や肩こりは間違った姿勢を続けているからでもあります。


デスクワークで体調不良や太ってしまうというリスクは、座り方を見直すことで回避できます。劇的な変化はありませんが、長く続けることでダイエットにも効果がある座り方を紹介します。


まず背もたれとお尻がピッタリとつくように座ります。背中がまっすぐ腰の上に乗ってる感じになります。


次に膝はほぼ90度になるように曲げます。足が床から浮いていると不安定な姿勢になりますから椅子の高さを調節して安定させましょう。足の裏全体が床についていないと、上半身の重さが腰に集中して腰痛の原因になります。床に足がつかない場合は、足元に台を置いて調節しましょう。


足は組まないようにします。足を組むと体が傾いた状態の姿勢になり、それを長時間続けると骨盤が歪むだけでなく、インナーマッスルもバランスが悪くなってしまいます。


パソコンを使うデスクワークをしている方は、首や肩がツライといいます。パソコンの画面を見るために首を前に出しているため、重い頭を首だけで支えているためです。アゴを引き正面にディスプレイが来るように、高さと角度を調節してみてください。


猫背の人は自然とアゴが前に出ている傾向があります。猫背は腰に負担がかかりやすくなり、肩こりや腰痛の原因にもなります。デスクワークはいつの間にか肩や首、腕などに力が入っています。気がついたらストンと力を抜いてリセットしましょう。


それだけでも首が楽になりますが、それでも首や肩への負担はかなり重いものがあります。時々、首をゆっくり後ろに倒して首の負担を軽くしましょう。30分おきに10秒間の首ストレッチを行うことで、首と肩こりが解消できます。


正しい姿勢でも長く続けるととても疲れます。どうしても背中が丸くなってしまうという人は腰にクッションを置いてみてもいいです。くびれた部分にすっぽり入る大きさのクッションなら自然と正しい姿勢を保てます。

それにしてもデスクワークは、思ったより体への負担は大きいということです。できたらこまめに休憩を入れましょう。